社会的養護の職員のための
ITセキュリティ/リテラシー研修

情報やITを活用する力は、基本的な生活能力の一部になってきています。施設職員などの養育者の方も、ITセキュリティやITリテラシーを身につけ、子どもに教える役割が期待されています。
ライツオン・チルドレンは2021年度より、社会的養護施設の職員の方々に向けた、ITセキュリティ/リテラシーの基本を学ぶ研修をスタートしましました。2022年度は16施設にて19回の研修を実施しました

子どものスマホ利用が増えているけど、職員として気を付けなくちゃいけないことって?

あれ、アカウントが乗っ取られてる…? 子どもの情報は流出していないかな…?

職員同士のコミュニケーションにIT ツールを導入したいけど、職員のセキュリティ意識に不安が…。


ITセキュリティ/リテラシーの「はじめの一歩」を、この研修で!

研修は2つのコースに分かれています

各コース90分ずつ。片方だけの参加も可能です。
(2022年度の内容は、2021年度とほぼ同じです)

「ユーザーの安心・安全」編

ケア職員など、子どものパソコンやスマホ、ゲームの使用を管理したり、業務でパソコンを使ったりする人に向けた研修です。

ユーザーとして押さえておきたいスマホ・パソコンの取り扱いやネット利用時の注意点が理解できるようになります。
安心・安全のための基本的な心構えや取り組みを確認し、自分や他者を守るためのリテラシーを学びます。

※内閣サイバーセキュリティセンターの「インターネットの安全・安心ハンドブック」の内容をベースにしています。

キーワード:
  • パソコン・タブレット・スマートフォン
  • セキュリティ対策
  • SNS(ソーシャルメディア)
  • ゲーム依存・ネット依存
  • 課金
  • 電子マネー
  • ペアレンタルコントロール

「組織の情報セキュリティ」編

今後、施設業務にIT を取り入れていきたいと考えている人に向けた研修です。

組織・職場でIT(パソコン、スマホ、サーバなど)を利用する際のセキュリティ対策の基本が理解できます。
職員のIT 利用状況を見直し、組織で適切に管理していくための「きっかけ」となるものです。

※内閣サイバーセキュリティセンターの「小さな中小企業とNPO向け情報セキュリティハンドブック」の内容をベースにしています。

キーワード:
  • アップデート
  • ウィルス対策
  • アカウント管理・パスワード管理
  • 共有設定
  • バックアップ
  • 心理的弱点(セキュリティホール)
  • 攻撃の手口
  • 経営層、マネジメント

参加して頂いた
職員の方の声

今回の研修で伺った内容を職員間で意識していく事で、しっかりとした土台を作る事が大切と思った。特に、苦手だからでやらない人もいた為、その辺りの意識改革は必要になって来ると思う。
(都内 児童養護施設)
自分も含めて危機意識が薄く、「得意な人任せ」なところがあったので、まずは危険性や重要性を自分ごととして捉えて動けるように、定期的に研修の内容を振り返りたいと思います。
(都内 児童養護施設)

開催概要(2023年3月15日更新)

2023年3月末をもって、新規の申し込みを一時停止いたします。
2023年度中に、新たな形で提供を再開する予定ですので、しばらくお待ちください。

対象東京の児童養護施設・母子生活支援施設。都外施設を含む。
方法ビデオ会議(Zoomミーティング)で実施。
施設単位で実施して頂ける施設を募集します。
内容「ユーザーの安心・安全編」と「組織のセキュリティ編」の2コース(詳細は上記のとおり。2022年度の内容は、2021年度とほぼ同じです)。各コース90分ずつ。片方だけの参加も可能です。
日程施設単位での実施のため、各施設と個別に日程調整をさせて頂きます。
*2023年1月~3月は研修実施をお休みさせて頂く予定です。
場所ビデオ会議ができる環境を施設側でご用意ください。
人数分のパソコンがなくても可。プロジェクターに映して受講する形で問題ありません。
受講者が1か所に集まっている必要はなく、複数の場所から参加して頂いても構いません。
実施費用無料
申込方法メールでお問い合わせください。
お申込みから4週間以上先の日程で開催を調整させて頂きます。

※今後、内容や形式が変更となる可能性がございます。

研修の前後にビデオ会議での打ち合わせや受講者の皆様へのアンケートへのご協力をお願いしております。

事前聞き取り
(担当者の方 15~30分)

事前アンケート
(受講者の方々 数分)

研修の実施

事後アンケート
(受講者の方々 数分)

事後振りかえり
(担当者の方 15~30分)

開催に関するQ&A(2022年5月23日更新)

項目を選択すると回答が表示されます。

研修受講に必要なものは何ですか?

この研修では、ビデオ会議のZoomを用います。Zoomミーティングができる端末(パソコン、タブレット、スマートフォンなど)とネット回線をご用意ください。
ミーティング用のZoomクライアントアプリを端末にインストールしておいてください。

端末数は受講者1人につき1台をご用意されることをお勧めしますが、必須ではありません。
端末やOSが古いとミーティングの参加に支障が出ることがありますのでご注意ください。

Teams など、個別のツールの使い方も教えてもらえますか?

この研修では、Windows 10 のセキュリティ設定に関する一部操作を除き、特定のサービスやツールの操作方法を説明することはありません。

Microsoft Teams、Kintone、Zoom などのツールの活用方法については、「児童福祉施設でITを活用するための情報サイト」で解説記事を今後掲載する可能性があります。

研修を自宅で受講することは可能ですか?

ライツオン・チルドレンとしては特に受講の場所を制限はしません。
なお、研修中は受講者に発言を促す場面もありますので、ご了承ください。

里親・ファミリーホームは受講できますか?

里親・ファミリーホームの方については、研修内容や受講方法を現在検討中です。

児童・利用者も受講できますか?

職員向けの研修なので、児童や利用者の方の受講はご遠慮ください。

お申し込み・お問い合わせ

2023年3月末をもって、新規の申し込みを一時停止いたします。
2023年度中に、新たな形で提供を再開する予定ですので、しばらくお待ちください。

特定非営利活動法人ライツオン・チルドレン
社会的養護のIT活用担当
メール:it.navilightson-children.com


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