東京の自立援助ホーム9か所にパソコン13台を贈りました

NPO法人ライツオン・チルドレンは4月26日から5月2日にかけて、新型コロナウィルス対応の一環として、東京の自立援助ホーム9か所にパソコン13台を贈りました。

自立援助ホームは、15歳以上(義務教育修了後)の子どもが入居して、職員の支えのもとで生活を送る場所です。仕事を中心とする生活を送っている人が多いですが、専門学校などに通学している人もいます。
自立援助ホームについて、詳しくは全国自立援助ホーム協議会のホームページをご覧ください:http://zenjienkyou.jp/自立援助ホームとは/

ライツオン・チルドレンでは、4月17日~18日に、都内18か所の自立援助ホームにアンケートをお願いし、パソコン寄贈のニーズがあるかなどを聞き取りしました。
その結果、就職や転職、資格取得のためにパソコンを活用したいとの声が多く寄せられた他、オンライン授業など学業のためにパソコンが必要との声も寄せられました。
新型コロナへの対応で、急遽ネット回線を子どもにも使用させるようになったというホームもありました。

アンケートに回答頂いた9か所の自立援助ホームに、13台のノートパソコンを寄贈しました。

自立援助ホームから届いた声を紹介します。

「コロナ禍で求人数も減っており、寮生たちは新しい仕事を探す中で、学歴(高卒以上)やスキル(エクセル操作)等の条件付きの求人が多いことを実感し始めました。タイビング練習やエクセル操作の練習など、少しずつですが興味をもつ寮生が増えてきており、ご寄付頂いた方々にも感謝の気持ちでいっばいです。」

「パソコンは学業での活用の他にも、各種資格の取得や退居後の住まい探し等に活用させていただきます。入居後間もない利用者はスマホを所持していない場合も多く、大変助かります。」

お送りしたパソコンが今後も皆様のお役に立てれば幸いです。


セットアップを手伝う寮生さんの様子。

この自立援助ホームでは、パソコンの使い方や使用ルールについてみんなで話し合ったということです。
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