ライツオン・チルドレンの目的・事業の変更のお知らせ

NPO法人ライツオン・チルドレンは今年5月で設立10周年を迎えます。
私たちはこの10年間の活動の中で、子どもの権利や育つ機会の保障について様々な事例に触れ、また多くの知見やネットワークを得ることができました。
その結果、子どもを取り巻く課題や自分たちができることを、2014年の設立当初よりずっと広い視野でとらえられるようになりました。

ライツオン・チルドレンの目的、存在意義を再定義するために、2024年3月12日付で定款を変更いたしました。
重要事項である法人の目的や事業を変更したため、ウェブサイトをご覧の皆様に向けてお知らせいたします。

変更後の定款はこちら

法人の目的

今回の定款変更で、ライツオン・チルドレンの「目的」、存在意義を再定義しました。
新たな「目的」は、過去10年間の活動内容を踏まえ、さらに今後の目標を盛り込んで、次のとおりとしました。

私たちは、子どもの権利を守り、子どもや若者がさまざまな場面で公平な機会を持つことができるように活動をしています。
子どもや養育者、そしてそれを支える施設や関係機関と協働し、さまざまな資源の創出や活用を図り、社会の発展と幸福に貢献することを目指しています。

定款 第3条
この法人は、「子どもの権利」の保障と児童青年期の機会均等を追求し、子どもと養育者のため、並びに社会的養護をはじめとする子ども家庭福祉の充実のために、様々な資源(資金、物品、サービス、情報、体験、関係など)の創出や活用を図り、もって社会の発展と幸福に寄与することを目的とする。

法人の事業

目的の変更と合わせて、「事業」の区分の再編を行いました。
新しい事業区分は、次の4つです。

事業区分 内容
資源を”届ける”事業 子どもや養育者、そしてそれを支える施設や関係機関が持つ課題やニーズを把握し、適切な資源を届けることを目指します。
資源を”耕す”事業 企業等に働きかけて、子ども分野への関心と理解を促し、寄付などの資源の新規創出や拡大を目指します。
資源を”考える”事業 以上2つの事業に関連する情報の収集、調査研究などを行い、専門的知見も踏まえた資源の新規創出を目指します。
その他必要な事業 その他、ライツオン・チルドレンの目的を達成するために必要な非営利の事業を実施することがあります。
定款 第5条
この法人は、第3条の目的を達成するため、次の特定非営利活動に係る事業を行う。

  1. 子どもや養育者、並びに子ども家庭福祉の提供者が持つ課題やニーズを把握し、それに合致する資源を提供する事業
  2. コミュニティや企業等に働きかけて、子ども家庭福祉や関連する課題への関心と理解を促進し、寄付等の資源の新規創出や拡大を図る事業
  3. 前2号の事業や関連する諸領域について、情報収集や調査研究・開発を行って資源を新規創出し、発信する事業
  4. その他この法人の目的を達成するために必要な事業

ライツオン・チルドレンのプロジェクトは、新たな事業区分のもとに位置づけ直します。
これと並行して、2022年度から2024年度にかけて、プロジェクトのラインナップの入れ替えを進めております(下表)。

新しい「事業」区分 2024年度のプロジェクトのラインナップ 従来プロジェクトの終了
資源を”届ける”事業 パソコン寄贈(2024年度に開始)※
パソつか(2022年度に開始)※
「パソコン寄贈&オンライン講習会」は2023年度で終了
「ジョブリハ」は2022年度で休止、再開時期未定
「社会的養護職員のためのITセキュリティ / リテラシー研修」は2023年度から休止、再開時期未定
資源を”耕す”事業 使用済みデバイスの寄付(継続)
GOOD DRIVE(2023年度に開始)※
その他、企業からの物品寄付のコーディネートなど(継続)
「企業内セミナー」はプロジェクトから格下げして、企業との接点の1つとして継続
資源を”考える”事業 モデルケース「ワタシ To スマホ」プロジェクト(2024年度開始)※ 「社会で子育てドットコム」は2020年で新規記事の作成を休止、再開時期未定
その他必要な事業 社会的養護出身者の相談支援(継続) 「ロッカーズ・ルーム」を使ったクッキングや居場所事業は2021年度で終了

詳細は各プロジェクトのページをご覧ください。(※印のプロジェクトはウェブページがまだありません。ページ公開まで、もうしばらくお待ちください。)

社会的養護との関係

従来は、「目的」「事業」の中でライツオン・チルドレンの活動領域を「社会的養護」と明記していましたが、今回、「社会的養護をはじめとする子ども家庭福祉」に改めました。一般家庭で暮らしている子どもを含む形で、活動領域をより広く定義しました。

しかしながら、これを機に活動領域を急激に広げたり、転換したりするわけではありません。
社会的養護の施設・機関が高機能化・多機能化を求められている時代に、ライツオン・チルドレンにできることをより広い視野で考え、これまで社会的養護の関係機関の皆様と築いてきた関係の上に、さらなる展開を目指すことができればと考えております。

新たに活動をお届けする連携先候補として、当面の間は、社会的養護の関連分野や、社会的養護機関の関係先などを検討してまいります。

ご寄付について

今後ライツオン・チルドレンに寄付を頂いたり、物品の寄付等でご支援を頂く際は、新しい定款の目的・事業区分のもとで活用させて頂きます。上記のとおり、社会的養護以外の子ども家庭福祉のために寄付金を使わせて頂く可能性もございます。あらかじめご了承頂きますようお願い申し上げます。
(特定の事業など、寄付金の使途のご指定がある場合は、事前にお問い合わせ頂きますようお願いいたします。)

今後とも、ライツオン・チルドレンをよろしくお願い申し上げます。

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