パソコン寄贈プログラム2024:2024年度は35人の参加者にパソコンが必要な理由を聞かせて頂き、パソコンをプレゼントしました
- 2025年4月18日
- カテゴリー:パソコン・ゲット・チャレンジ, 資源を"届ける"事業
NPO法人ライツオン・チルドレンの「パソコン寄贈プログラム2024」は、社会的養護のもとで暮らす高校生や出身者の若者(22歳くらいまで)を対象とし、「パソコンが必要な理由」を3分以上発表して頂くことで、ノートパソコンを寄贈させて頂くプログラムです。(プログラムの詳しい内容はプロジェクトページをご覧ください。)
2023年度末に旧プロジェクトを終了させた後、2024年度は4月に新プログラムを試験的に実施したうえで、東京都・千葉県・埼玉県を対象地域として、9月から本格的にスタートしました。
その後は3月末にかけて66の参加枠を設け、高校3年生から22歳くらいの参加者を募集しました。
合計35人の参加者が、口頭での発表を3分以上行うなどの所定の要件をクリアし、ノートパソコンをゲットすることができました。
発表では、多くの参加者たちが「なぜ自分にパソコンが必要なのか」を、想いと共に語ってくれました。
大学や専門学校への進学を控え、レポート作成、オンライン授業、専門分野(建築、デザインなど)の学習にパソコンが不可欠だという声が多く聞かれました。
また、就職活動や、就職後の業務(データ管理、資料作成、リモートワークなど)を見据え、Excel や Word の基本的スキルの習得や、MOSなどの資格取得のために自分のパソコンで練習したいという声も多くありました。
さらに、「動画編集でもっとクオリティの高い作品を作りたい」「イラスト制作や音楽制作(DTM; デスクトップ・ミュージック)に本格的に挑戦したい」「プログラミングを学んでアプリやホームページを作りたい」といった、クリエイティブな活動への意欲を示す参加者も多数いました。
「サッカーでの怪我を乗り越え、同じ思いをする人を支えたい(理学療法士)」「施設でお世話になった職員さんのように、子どもたちに寄り添いたい(保育士)」など、将来への具体的な目標や、学ぶことへの真摯な姿勢がひしひしと伝わってきました。
参加者の事後アンケートでは、次のような声を頂きました。
「自分がパソコンでやりたいことを考えることを通して、自分の将来のビジョンがより明確になり、とてもいい経験になりました。」
「私は、今まで授業を受けてその内容をまとめて発表するようなことは多くあったのですが、自分自身が普段思っていること、やりたいことを言語化して形にして発言するという経験が少なかったので、今回のような機会がとても楽しく、自分自身の将来につながるなと思いました。」
このプログラムが、参加者の皆様の夢を後押しする一助となれば幸いです。
このプログラムの実施にあたっては、各地の社会的養護の機関・施設の皆様にご協力を頂いています。
皆様に厚くお礼を申し上げます。
「パソコン寄贈プログラム2024」は、2025年度から名称を「パソコン・ゲット・チャレンジ」に変更して、引き続き同内容で実施していきます。
サイト内検索
過去のニュース
ニュースカテゴリー
- English post (3)
- LOCからのお知らせ (121)
- 資源を"届ける"事業 (138)
- e2プロジェクト パソコン寄贈&講習会 (40)
- 出張e2講習会 (3)
- ジョブリハ (23)
- プログラミングの仕事 (17)
- ホテルの仕事 (6)
- パソコン・ゲット・チャレンジ (4)
- パソコン寄贈&オンライン講習会 (29)
- パソつか (9)
- ロッカーズ・ルーム (10)
- 新型コロナ対応 (22)
- 新型コロナ対応 パソコン寄贈 (20)
- 社会的養護の職員のためのITリテラシー/セキュリティ研修 (6)
- e2プロジェクト パソコン寄贈&講習会 (40)
- 資源を"考える"事業 (4)
- 社会で子育てドットコム (1)
- 資源を"耕す"事業 (77)
- 企業内セミナー (8)
- 使用済みデバイスの寄付 (46)
- e2プロジェクト 使用済みパソコンの寄付 (14)