パソつか 2024年度:沖縄県の児童養護施設 島添の丘と連携して第3回を実施しました
- 2025年2月03日
- カテゴリー:パソつか, 資源を"届ける"事業
NPO法人ライツオン・チルドレンは、パソコンを使った創作活動の機会を提供するプログラム「パソつか」を、9月に沖縄県内にある児童養護施設 島添の丘で実施しました。
(「パソつか」について詳しくはプロジェクトページをご覧ください。)
「パソつか」では、自分でストーリーを考えて素材を組み合わせる動画制作や、子ども向けのビジュアルプログラミング「Scratch」を使ったゲーム制作を、小中学生に提供しています。
2024年度は児童養護施設 島添の丘様にご協力頂いていて、5月・7月に第1回と第2回を実施しました。
第3回(2024年9月)
2024年9月の第3回は、小中学生の子どもたち7人が参加してくれました。
毎回参加してくれている子どもも多いですが、すでに2年目を折り返したということもあってか、参加しない選択をする子どももいます。
パソつかは、「ペアの大人の力を借りながら、自分で考えて自分で決める」ための機会であってほしいと思っています。パソつかで経験したことをもとに、自分がしたいこと、自分にできそうなこと、向いていそうなことについて、理解が深まったようであれば嬉しいです。
一方で、新しくパソつかに参加してくる子どももいます。
特に、施設に移ってきたばかりの子どもにとって、施設外の行事に参加するのは難しいケースもありますが、施設内でやっているパソつかなら、比較的参加しやすいようです。
動画制作の時間は、前回書いたストーリーボードをもとに、今回から実際に動画編集ソフトを触って、素材を順番に並べていきました。画像や動画を並べて、時間配分を調整します。ストーリーボードでイメージしていたものに完成品が近づくよう、素材の上にエフェクトを重ねていきます。
プログラミングの時間は、「ヘビゲーム」を作りました。キャラクターがアイテムをとると身体がヘビのように伸び、逆に敵キャラクターに触れると身体が縮んでしまうというゲームです。
子どもたちは、自分なりのアイデアを思いついて、それを形にする方法をペアのスタッフと話し合っていました。
中にはアイデアのレベルが高くて、スタッフが頭を悩ませる場面もありますが、それも含めて子どもは楽しんでくれているようです。
作品発表は、施設長や職員の方々が聞きに来てくださいました。
他の人の作品をよく観察している子どももいます。今後の作品で生かされるのでしょうか。
「パソつか」の2024年度の沖縄県内での実施は、日本HP様の Imagine Grant を活用して実施しています。
また島添の丘様には、会場の確保や日程調整などでご協力を頂いております。
多大なるご支援・ご協力に厚くお礼申し上げます。
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