パソつか 2024年度:埼玉県里親会、児童養護施設 愛泉寮と連携して第2回を実施しました
- 2025年1月10日
- カテゴリー:パソつか, 資源を"届ける"事業
NPO法人ライツオン・チルドレンは、パソコンを使った創作活動の機会を提供するプログラム「パソつか」を、9月に埼玉県内で実施しました。
(「パソつか」について詳しくはプロジェクトページをご覧ください。)
「パソつか」では、自分でストーリーを考えて素材を組み合わせる動画制作や、子ども向けのビジュアルプログラミング「Scratch」を使ったゲーム制作を、小中学生に提供しています。
2024年度は埼玉県内の一般社団法人 埼玉県里親会様と児童養護施設 愛泉寮様にご協力頂いていて、5月・7月に体験会と第1回を実施しました。
第2回(2024年9月)
第2回は、埼玉県里親会で11人、愛泉寮で17人の子どもが参加してくれました。
プログラミングの時間は、「キャッチゲーム」を作りました。画面の上から落ちてくるアイテムを、下のほうのカーソル(カゴなど)でキャッチして得点を稼ぐゲームです。
お手本に沿って一度ゲームを完成させたら、あとはひとりひとりが独自のアイデアで、アイテムの大きさや落ちてくる速度を変えて難易度を調整したり、アイテムの画像や効果音を変更して雰囲気を変えたりできます。
前回参加した子どもは、会場の雰囲気に慣れていたこともあり、制作の途中にペアのスタッフに自分が好きなゲームや飼っているペット、好きなアニメなどについてお話ししてくれて、和やかな雰囲気でした。
できたゲームは、最後にみんなの前で発表しました。ある小学生の男の子は、他の子の発表に対してすごいところや面白いところを必ず見つけて褒めていました。
動画制作の時間は、前回書いたストーリーボードをもとに、今回から実際に動画編集ソフトを触って、素材を順番に並べていきました。画像や動画を並べて、時間配分を調整します。ストーリーボードでイメージしていたものに完成品が近づくよう、素材の上にエフェクトを重ねていきます。
ある小学校中学年の女の子は、集中力が切れてくると、ペアになっているスタッフとおしゃべりをしながら休憩し、集中を取り戻していました。おしゃべりしているうちに、自分が動画で見せたいことのイメージがさらに膨らむこともあるようです。
第1回からの3回で1つの動画を作ることになっていますが、第2回を急遽お休みすることになった子どももいて、スタッフは「次回の時間だけで完成させられるかな」と少し心配していました。
体験会から参加している子どもが多く、これで通算3回目ということで、スタッフと顔馴染みになり、進行の流れもわかってきて、全体的にリラックスした雰囲気が出てきました。
次は11月に第3回を予定しています。
「パソつか」の2024年度の埼玉県内での実施は、日本フィランソロピック財団様の「ソーシャル・グッド基金」助成金を活用して実施しています。
また、埼玉県里親会様と愛泉寮様には、会場の確保や日程調整などでご協力を頂いております。
多大なご支援・ご協力に厚くお礼申し上げます。
サイト内検索
過去のニュース
ニュースカテゴリー
- English post (3)
- LOCからのお知らせ (65)
- ご支援 (68)
- 資源を"届ける"事業 (144)
- e2プロジェクト (51)
- 出張e2講習会 (3)
- ジョブリハ (23)
- プログラミングの仕事 (17)
- ホテルの仕事 (6)
- パソコン寄贈&オンライン講習会 (29)
- パソコン寄贈プログラム2024 (3)
- パソつか (7)
- ロッカーズ・ルーム (10)
- 新型コロナ対応 (22)
- 新型コロナ対応 パソコン寄贈 (21)
- 社会的養護の職員のためのITリテラシー/セキュリティ研修 (7)
- e2プロジェクト (51)
- 資源を"耕す"事業 (56)
- 企業内セミナー (8)
- 使用済みデバイスの寄付 (42)