2021年実績:29回の講習会を実施し、178人にノートパソコンを贈りました(パソコン寄贈&オンライン講習会)
- 2022年4月11日
- カテゴリー:パソコン寄贈&オンライン講習会
NPO法人ライツオン・チルドレンの「パソコン寄贈&オンライン講習会」では、2021年の間に29回の講習会を実施し、社会的養護の高校生・出身者の方178人にノートパソコンを贈りました。この記事では、2021年の開催の実績と、参加者の声などをご紹介いたします。
事業概要と2021年実績
この事業では、社会的養護のもとで暮らす方や社会的養護の出身者の方を対象に、ノートパソコンとUSBマウスなどの付属品をお届けするとともに、ビデオ会議を使った3時間の講習会を無料でご提供しています。「皆様が進学や就職をするときに、パソコンの有無やパソコンの操作経験が不利につながらないように」との思いから取り組んでいます。
2021年は、東京・千葉・埼玉・神奈川の1都3県と高知県を対象に、施設や里親会・里親支援機関などから参加申込を受け付けました。開催の告知などのために各地の関係機関の方々にご協力を頂きました。
1年間で29回の講習会を実施し、社会的養護の高校生・出身者の方178人にノートパソコンを贈ることができました。お申込を頂いた施設数は、児童養護施設34か所、自立援助ホーム1か所、児童心理治療施設1か所、母子生活支援施設4か所でした。
参加者の皆様には、事前に再生品のノートパソコンをセットアップした状態でお届けしました。講習会当日はビデオ会議(Zoom)を使って、ITセキュリティ/リテラシーの講義を受けて頂き、さらにGoogleスプレッドシートを使った表計算の実技に取り組んで頂きました。
参加頂いた方や施設など関係者の方から、「大学や一人暮らしにたくさん活用していきたいと思いました」「コロナ禍での大学のオンライン授業や就職活動で活用させて頂きました」といった声を頂きました。
この事業に参加して下さった皆さんが、進学先や職場で講習会で学んだことやパソコンを役立てて頂ければ幸いです。
ご支援
この事業のうち、準備期間と2021年1月から11月初旬にかけて1都3県を対象に開催した分については、公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン様による助成金を頂きました(休眠預金等活用法に基づく新型コロナウイルス対応緊急支援)。
また、高知県の児童養護施設・里親家庭などで暮らす方を対象に開催した3回の講習会は、社会的養護自立支援事業「にじいろステーション」と「おひさま」の皆様に現地窓口としてご尽力頂きました。さらに、日本HP様から頂いた寄付金を高知での実施費用などに充てさせて頂きました。
その他の費用などは、企業・個人の皆様からの寄付金を充てさせて頂いております。
今後の実施について
「パソコン寄贈&オンライン講習会」は、2022年も1都3県などを対象に継続して実施しております。詳しくは事業のページをご覧ください。
実施の費用は、企業や個人の皆様から頂くご寄付を充てさせて頂きます。引き続きのご支援をお願い申し上げます。
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