パソつか:児童養護施設 愛泉寮での実施 2025年度第3回 みんなとてもいい表情でした

NPO法人ライツオン・チルドレンは、児童養護施設 愛泉寮様と連携して、パソコンを使った創作活動の機会を提供するプログラム「パソつか」の2025年度第3回を9月に実施しました。
「パソつか」について詳しくはプロジェクトページをご覧ください。

愛泉寮でのパソつかは、施設で暮らす子どもたちに向けてプログラムを提供しています。
今回も前回と同じく、小学生と高校生、合わせて16人が参加し、会場が賑わいました。

動画制作では、前回作成したストーリーボードをもとに、動画プロジェクトファイルに自分で選んだ画像素材などを並べていって、大まかな流れを形にしていきます。

参加者のうち小学生12人は自分の「行きたいところ」というテーマで動画を作っています。
作品づくりに取りかかる前に、みんなに夏休みの間で楽しいことがあったかを聞くと、各地のテーマパークに行ったり、お祭りやアウトドアのレジャーに行ったりしたという話をしてくれました。
こうした話も、隣についているスタッフが子どもを理解する助けになります。「ここに行ってみたい!」という気持ちを動画でどうやって表現していくか、スタッフは子どもとの対話の中でアドバイスをしていきます。

高校生4人には、施設の職員さんを紹介する動画を作ってもらっています。
「どうしてその職員さんを選んだの?」や「それ動画に出して大丈夫なのー?」など、隣についているスタッフや高校生同士でおしゃべりしながら、リラックスした雰囲気で動画編集を進めていきました。

今回はみんな、画像素材を並べて、テキスト(字幕)を入れたりして、動画の構成をひとまず形にすることができました。
次回はBGMやエフェクトを加えて、動画を完成させます。

プログラミングでは、子ども向けのビジュアルプログラミング「Scratch」を使って、画面上から落ちてくるフルーツを画面下のカゴでキャッチするゲームを作りました。
まずお手本のとおりにブロックを並べてゲームを完成させます。

その後は、隣についているスタッフの力を借りながら、機能や見た目、音を変えたりして、自分のオリジナルのゲームにしていきます。
途中で施設の職員さんが見学にやってくると、子どもたちは「見て見て!これ作ったよ」と嬉しそうにしていました。
みんなオリジナルのゲームを作り上げて、最後にみんなの前で発表することができました。

動画制作やプログラミングが終わると、子どもたちには毎回アンケートを書いてもらっています。アンケートを受け取ったスタッフは「今日もよく頑張ったね」「また今度ね」と声をかけてお菓子をわたします。

アンケートを渡してお菓子をもらう時の子どもは、達成感、満足感、高揚感が混じった、とてもいい表情をしています。
パソつかの一番の意義は、プログラミングや動画制作の操作を教える・覚えることではなく、他のところにあると考えています。

次の11月の訪問が今年度の最終回です。

この「パソつか」の実施にあたり、愛泉寮様にご協力を頂いているほか、企業・個人の皆様からのご寄付を活動資金に充てさせて頂いています。
多大なご支援・ご協力に厚くお礼申し上げます。

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