パソつか:児童養護施設 愛泉寮での実施 2025年度第4回 こだわりの作品を発表して盛り上がりました
- 2025年12月19日
- カテゴリー:パソつか, 資源を"届ける"事業
NPO法人ライツオン・チルドレンは、児童養護施設 愛泉寮様と連携して、パソコンを使った創作活動の機会を提供するプログラム「パソつか」の2025年度第4回を11月に実施しました。
(「パソつか」について詳しくはプロジェクトページをご覧ください。)
愛泉寮でのパソつかは、施設で暮らす子どもたちに向けてプログラムを提供しています。
今回も小学生と高校生、合わせて16人が参加しました。
会場のホールには、大きなクリスマスツリーが飾ってありました。

プログラミングでは、画面に次々と表示される風船をクリックして消してスコアを稼ぐという風船割りゲームを作りました。
最初はお手本通りに作って、その後アレンジを加えていくのですが、途中でいろいろ思いついて時間が足りなくなってしまった子どもが多く、時間ギリギリまで制作に取り組んでいました。

最後にみんなの前で1人ずつ作品発表をして、今年度のパソつかのプログラミングを終えました。
自分の声を録音したりテキストをもとに音声を合成したりして、効果音として使う子どもが回を追うごとに増えてきました。他の子どもの作品発表に触発されて、自分もやってみたくなるようです。

動画制作では、7月、9月と続けて作ってきた作品を、ついに完成させていきます。
参加者のうち小学生12人には、自分の「行きたいところ」というテーマで動画を作ってもらっています。
3回かけて、画像素材、テキスト(字幕)、BGMや効果音、エフェクトなどを組み合わせて、1分程度の作品を仕上げました。
BGMやエフェクトはたくさんの種類が用意されていて、自分の動画のイメージに合わせたものを探すのは結構大変です。子どもたちは「これ!」と思うまで、根気よく探していました。
最後に作品をみんなの前で発表します。発表順を決めるときは、みんなが集まってきて熱の入ったじゃんけんが繰り広げられました。

ある小学3年生の女の子が作品を発表していると、他の子どもから「○○ちゃんっぽい!」という声が上がっていました。普段の彼女のイメージにピッタリあった作品になっていたようです。

小学5年生の男の子は、曲を2つ重ねてフェードで徐々に入れ替わるようにミックスをしていて、作品発表のときにみんなを驚かせていました。
動画のテーマを決めて、ストーリーを作り、素材を集めて編集するという作業は、「小学生には難易度が高い」という印象を持つ人もいますが、みんな自分の作品を作り上げることができました。
高校生4人は、施設の職員さんを紹介する動画を作りました。
紹介する職員さんを7月に決め、自分のスマホで写真素材を撮ってきて、9月からテキストや音楽、エフェクトを重ねて、3回かけて1分程度の動画を仕上げました。
作品発表では、子ども1人1人が、職員さんのどんなところを見ているか、そして職員さんがどんな人なのかが伝わってきました。
高校1年生の男の子に「職員さんにインタビューはしたの?」と聞くと、「しなくても、いつも見ているからわかるよ」と話していました。

愛泉寮の職員さんによると、高校生が作った動画は、愛泉寮のクリスマス会で流してみんなで見ることにしたそうです。
このパソつかでは、動画制作で75分、プログラミングで60分の時間をとっています。
動画制作とプログラミングの両方に参加する子どもが大半なので、終わりの方になると子どもたちに疲れが見えます。
小柄な子どもには会場のテーブルや椅子の高さが合わないこともあって、姿勢が悪くなってくることもあります。

そんなとき、隣についているスタッフが子どもの気持ちを立て直すために、ちょっとおしゃべりをしたり、一緒に休憩したりします。
子どもが集中している時は見守り、疲れたり飽きたりした時はその気持ちに寄り添うというのは、スタッフが1対1で子どもについているからこそ、できることだと思います。

1対1でスタッフがつくことの人的負担は大きいですが、その分、通常の授業や習い事では見ることのできない子ども1人1人の状態や特性にまで、スタッフが対応できているのではないかと考えています。
この「パソつか」の実施にあたり、児童養護施設 愛泉寮様にご協力を頂きました。
また、企業・個人の皆様からのご寄付を活動資金に充てさせて頂きました。
2025年度にこのプログラムにご支援・ご協力いただいた皆様に厚くお礼申し上げます。
サイト内検索
過去のニュース
ニュースカテゴリー
- English post (3)
- LOCからのお知らせ (128)
- 資源を"届ける"事業 (146)
- e2プロジェクト パソコン寄贈&講習会 (40)
- 出張e2講習会 (3)
- ジョブリハ (23)
- プログラミングの仕事 (17)
- ホテルの仕事 (6)
- パソコン・ゲット・チャレンジ (4)
- パソコン寄贈&オンライン講習会 (29)
- パソつか (17)
- ロッカーズ・ルーム (10)
- 新型コロナ対応 (22)
- 新型コロナ対応 パソコン寄贈 (20)
- 社会的養護の職員のためのITリテラシー/セキュリティ研修 (6)
- e2プロジェクト パソコン寄贈&講習会 (40)
- 資源を"考える"事業 (4)
- 社会で子育てドットコム (1)
- 資源を"耕す"事業 (83)
- 企業内セミナー (8)
- 使用済みデバイスの寄付 (52)
- e2プロジェクト 使用済みパソコンの寄付 (14)