職員と子どもでLANを共用する場合の注意点

1つのLAN(有線や無線による施設内ネットワーク)を職員と子どもで共用することは、なるべく避けるべきです。もし共用するのであれば、どのようなリスクがあるか認識し、対策を講じる必要があります。職員か子どもかに関わらず、LANに接続する人全員の協力が必要になります。

職員用のLANでは業務文書を共有しているかと思いますが、その業務文書に子どもが勝手にアクセスできないようにする必要があります。職員用パソコンやサーバの共有設定を行うか、ルーターの設定を変えてサーバへのアクセスを制限するなどの方法が考えられます。ご自身の施設でどのような方法がとれるのかは、サーバやネット回線の事業者に相談してください。

もしもLANに接続しているパソコンのうち1台がウィルスに感染したり、ルーターが乗っ取られたりした場合、LAN内の端末や共有ファイル全体が危険に晒されます。職員と子どもで同じLANを利用する際、いくら職員側のセキュリティ対策を高めても、子どもの側で対策が取られなければ、全体の安全性を高めたことになりません。

Wi-Fiルーターのいろいろな機能」の記事も参考にしてください。

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